2009年02月23日

羆を追うシティーボーイ

twitterでつぶやく

昨日、札幌の隣、江別市大麻公民館で「釣り人のためのヒグマ対策」という、
野生動物天国北海道でも、珍しい講座が開かれた。
道内のベテランアングラーたちは、
昔はヒグマの数が今より多かったはずなのに会ったことはない。
最近のほうが会っちゃうよね。と口を揃える。
そこで、石狩川イトウの会が主催して開催された。
 
シティーボーイ



 



会場は100人近い釣り人たちで満杯。
千歳空港や高速道路が最悪状態という 3日続きの悪天候、
公民館の駐車場も大雪で縮小されているなか、
よく集まってくれましたと、主催者側は驚いていた。
講師は、昨年のフライフィッシングフェスタでも大好評だった岩井基樹さん。
 2時間休憩なしぶっ続けのお話でも、トイレ以外に立つ人皆無。
皆さん、かなりヒグマが怖いようです。
いや、岩井さんの話がそれほど面白かった。
岩井さんは、東京世田谷生まれ。
なんと、小中学校は違えど私と同じ学区なのです。
小学校低学年で、多摩川で釣りを覚えたのも同じなら、
釣りで遅刻して廊下に立たされたのも同じで、
職員室で先生たちに釣り講釈をたれていたのも同じ。
大きく違うのは、岩井さんは北大に進んだ。
そして、川が好きで好きで、
大きな川、大きなマスに憧れてアラスカで暮らす。
そこで、クマの魅力に参ってしまった。
                                                                                                               ヒグマ













日本に戻ってからは、北大雪に定住。
日々、ヒグマを追っている。年間に使うクマスプレーは7,8本。
若グマだと、スプレー半分ですむこともあるが、
老練グマだと1本まるまる噴射、ってことが多いらしい。
噴射距離は4メートル。
スプレーの経費がいちばん大変と笑うが、なんという生活。
日本でいちばん危険な仕事。
いや、報酬に繋がらないのでボランティアといっていい。
山里に下りてきたヒグマを山へ戻すためにスプレーを使うのであって、
人との接触事故を減らすための方策。
檻に捕まえて噴射しているのではなく、
通り道で遭うようにして噴射しているのである。
同郷人として、頭、下がります。
ヒグマと会うためには、人工的匂いは大敵。
1週間は風呂に入らず、入っても、シャンプーや石けんは使わない。
それで、世田谷育ちだからシティーボーイです、と笑う。
私も、東京生まれに見られたことはないが、
岩井さんはさらにゼッタイないだろう。
ヒグマのお話、詳しくは次号ノースアングラースをご覧ください。(若杉)

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