2010年04月22日
カラー
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サケ・マス・ヒラメの別冊で
道内在住ビルダーのハンドメイドルアーを
ドカンと掲載するコーナーがあり、
現在、営業Yが作業を進めている。
年を追うごとにハンドメイド人気が高まるなか、
かなり興味深いページになりそう。
で、続々とハンドメイドルアーが届いており、
それを見るのがここ数日会社に缶詰になっている
僕の楽しみでもある。
形状はもちろん、アワビ貼りやラメ入りなど、
表面処理にこだわったルアーが多く、
見るからに「釣れそう」と思うものばかり。
カラーリングもそれぞれに
オリジナリティーを感じる。
カラーで思い出した話を少々。
昔、島牧の海岸で海アメが沸いていたとき、
好調に釣れていた
カタクチカラーのミノーを振り切ってしまい
やむなく同型の赤金を投入したところ、
それまでがウソのように沈黙……。
カタクチカラーを使っている周りの知人は、
バンバン釣っているというのに、だ。
「色なのか?」と感じ、
知人にカタクチカラーを借りると、
再びアタリが続出!
それからカタクチカラーにとらわれず
シルバー系とゴールド系を試すと、
明らかにシルバー系に反応。
このとき以来、
海ではカラーを重要視するようになった。
ちなみに、当日のベイトはオオナゴ。
それも関係あるのかも……。
オオナゴといえば、
ヒラメのバケ釣りが好きなある船長は
「生きているオオナゴの背中は
緑のペンキを塗ったような感じ」と表現していた。
実際、港で泳ぐオオナゴを目にした際、
自分にもそう見えたので、
オオナゴがメインベイトと思える状況下では、
グリーンバックを愛用している。
その実績の高さは海サクラで証明され、
今では各社から北海道専用カラーとして
リリースされているのは周知のとおり。
でも、グリーンと双璧をなすヒットカラー
ピンクは何がいいのか?
色もいろいろと奥が深い。
(平沢)