2010年10月14日
つり人Y編集長がブログで
ハンドメイドミノーについてふれているので
僕も便乗して……。
初めて作ったのは15年ほど前。
当時、渓流のミノーイングが流行し始め、
今も名高いチップミノー、ブラウニー、初代ラピッドなど
バルサ製の小型ミノーが続々登場。
それに伴ってハンドメイド本もいくつか出版され
暇さえあれば本を片手にバルサを削っていました。
その頃のホームグラウンドは琴似発寒川で
ターゲットはヤマメ。
形状は初代ラピッドの真似をして全長は6センチ。
オモリを入れる位置や量を変えてプロトを何本も作り
川で試していました。
お世辞にも奇麗とはいえないミノーでしたが、
泳ぎさえよければ問題なく釣れたので
湖用のスリムな8センチや
ウエイトをたっぷり入れた海アメ用の10センチ以上など、
いろいろ作ってはフィールドに持っていきました。
大学時代に作ったミノーの大半はロストしましたが、
この前、タックルボックスを整理していると
1本だけ出てきました。
10センチの海アメ用です。
アイはステンレスワイヤでなく
普通の針金だから錆び錆び、
目玉は市販の完成品でなく
キラキラシートをポンチでくり抜いたのが懐かしい。
バックのベタ塗りのカラーリングがいただけないものの
偶然にも奇麗なローリングアクションで泳ぎ
数尾の海アメが微笑んでくれました。
就職後はほとんど作っていませんが
今は周りにアドバイスしてくれる方がいっぱいいるので
いつか再開しようと思っています。
昨年の冬はジグミノーを作ろうとして
アガチス材にラフまでは書きましたが
それで力尽きました(笑)。
ちなみに「ざっと日刊つり人」ブログには
道内でも人気の季刊誌『鱒の森』
最新号の表紙が掲載されています。
(平沢)