2010年12月07日
ジャコウネコ
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前回のブログ『コーヒー好きに朗報』を
ご覧になったSさんご夫妻から、
ビックリなお誘いがあってカフェへ行ってきました。
「コピ・ルアック(ルアーク、ルアクなどとも)」と呼ばれ、
世界的に稀少価値が高く、幻ともいわれるコーヒー豆……。
その豆の驚くべき正体は、
何とジャコウネコの未消化の糞!
ジャコウネコとは、
80種近くいるジャコウネコ科の哺乳類の種で
アフリカ、東南アジア、ヨーロッパに分布し、
日本国内には本州にハクビシン、
沖縄や奄美にインドマングースがいます。
案内されたのは、創業33年になる隠れ家的なカフェランバン。
こだわりのコーヒー豆や
さまざまなコーヒーミル(SL機関車の形なんてのも)以外に、
チョコシフォン、レアチーズ、オレンジケーキ、
アップルパイなどの自家製スイーツも目をひきます。
テーブル上の砂糖壷の赤いハトとにらめっこしていると、
まず運ばれて来たのは
食前酒のような小さなグラスに入った炭酸水。
これを先に飲み干し、
口内をクリアにしてからコーヒーをいただきます。
そして、お待ちかねのコピ・ルアックが運ばれてくると
軽い酸味が香り、
ひと口飲むと酸味が強さを増し、
2口めには苦味が加わり、
3口めでほのかに甘く……。
飲み終えた頃に毛穴がさわさわと逆立つ感じがあり、
身体全体がじんわりと温かい不思議な感覚になり尋ねると、
これはカフェインによる反応なのだとか。
眠れなくなるので普段コーヒーは
午後のおやつの時間から飲まないのですが(現在20:30)、
「今飲んだのは神様のいたずら、これは天の恵み」
と言うマスターの言葉にひかれて次にいただいたのは、
ゲイシャという品種(パナマラ・エスメラルダゲイシャ)。
こちらはとてもフルーティーで紅茶のようでした。
どちらもワインを楽しむように味の変化、
深みを堪能してリュクスな時間を過ごし、
帰宅後は朝までぐっすり眠ってしまいました☆
Sさんご夫妻、
お誘いいただきありがとうございました!
カフェ ランバン
札幌市中央区南3条西5-20
℡.011-221-5028
年末年始を除き、年中無休
(M嬢2)