2011年07月04日
鉄とアルミのフライロッド
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友人のYさんは日本でも有数のフライロッドコレクター。
何百のロッドの中には高級車と同額のようなレアものもあるが、
珍品といえるのはなんと鉄製のロッド。
丈夫の鉄ではなくて、
元素記号Feの正真正銘の鉄でできているフライロッド。
昔、ソ連の時代、釣りに何度か行ったときに
現地ガイドは鉄製のルアーロッドを使っていた。
それはいかにも鉄鉄していて笑ってしまったが、
これは変則3ピースの6番で、
言われてみないと鉄とはわからない立派なもの。
写真上のロッドはアルミ製で、
その軽さとアクションには驚いてしまった。
どちらもアメリカ製。
1950年代にはけっこう作られたらしい。
鉄製のほうでは、
北海道のワイルドニジマスの45cmまでランディングしたとか。
特に感心したのはガイドの取り付けが溶接だから、
緩むことが絶対にないということ。
でも手入れを怠ると錆ちゃうでしょう。
(若杉)