2011年12月13日
スカジットキャスティングとイントルーダーフライ
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先週末、スカジットキャスティングを世に知らしめた
スカジットマスターことエド・ワードさんと、
スティールヘッドフライの新たな境地を開いた
イントルーダーを編み出したジェリー・フレンチさんの
講習会がビッグファイト松本と支笏湖で開催された。
2人ともビューラーロッドのテスターで来日は初めて。
2日連続の講習会はタイイングとキャスティングが半日ずつ。
初日が4人、2日目が5人と
2人のキャリアからは信じられないほど少人数だったが、
そのぶん参加者はワン・ツー・マンに近い形で
キャスティング、タイイングとも充実した贅沢な講習会になった。
2人は、真剣真摯に指導してくれたが、
スティールヘッドのガイドだけに実釣が何より好きらしい。
初日にキャスティングした支笏湖で釣りがしたくなり、
その晩スカルピンをタイイングして、
翌日、講習会が終わるやいなや暗くなるまでロッドを振っていた。
東京会場ではコイのライズに目がいっていたというが、
支笏湖ではワールドクラスの環境がいたく気に入り、
来年は釣りに北海道に来ると約束してくれた。
マジックともいっていいエド・ワードさんのキャスティングは、
1月22日発売の姉妹紙『Fly Fisher』の付録DVDで詳解。
スカジットキャスティングがごく普通に見られる
道内のフライフィッシングに一石を投ずることだろう。
(若杉)
ジェリー・フレンチさんのイントルーダーのタイイング
これがイントルーダーの改良型ダーティー・ホー